弊社は”遺品整理業者”として事業を営んでおりますが、時として”生前整理”や施設入居に伴う”老前整理”なども依頼されます。現状として、生前整理というカタチが浸透してきている”今” むしろコチラの依頼の方が多いです。
では、生前整理とは何を指すのでしょうか?
調べてみたのですが、なんとウィキペディアで検索しても出てこない・・・
弊社の見解は、次の世代に”負の遺産”を預けないために、生前、つまりご存命のうちに「不用品」などを処分しておく事や、逆に財産などを整理したり、ご存命のうちに財産贈与するのも考えの一つです。また”福祉整理”といわれる、ご高齢で身体の不自由が原因で住環境が悪化したケースなども含まれると解釈しています。
また”終活”とよばれる、ご存命のうちに死後のことや、今の暮らしから施設などへの入居計画といったものもあり、弊社でも認定協会作成の「エンディングノート」を無料配布しており、ご存命のうちの「片付け」にも全力で取り組んでいます。
「ちょっとづつ片付けたいのですが・・・」群馬県高崎市の戸建住宅にお住まいの老夫婦からの相談です。見積りに伺いヒアリングしていくと、ゆくゆくは現在お住まいの物件を息子さんに贈与し、自分たちは施設入居を検討してらっしゃる方でした。話をしていくと、何処に相談したらいいか分からなくて、たまたま弊社のホームページを見つけてお問い合わせくださいました。お客様はご高齢ですが「パソコン」「スマートフォン」などを自在に使いこなす方でした。
時間を忘れて1時間近く話し込んでしまい、そのかいあってか信用していただき「今後のことは全て任せる」と一任されました。このお客様とは「永い付き合い」になりそうです。
before
after
生前整理や福祉整理といった、ご存命のうちにうちに身の回りを整理するのは、次の世代のためにもとても有効な整理です。ぜひ「エンディングノート」の活用などで、有意義なシルバーライフを送ってください。