群馬県前橋市の中心地にほど近い場所に、突然現れる「ゴミ屋敷」です。外見からは想像つきませんが、屋内は立派な「ゴミ屋敷」でした。依頼者様はゴミ屋敷にしてしまった本人ではなく、埼玉県に住む娘さんからでした。
長年にわたって疎遠になってしまっていた母が今回は施設入居し、実家でもある前橋市の家が「空き家状態」になってしまった。以前から地域のケアーマネージャーさんより「すごい状態になってる」と聞いていたが、実際に現地の状況が把握できておらず、依頼者様の仕事が忙しいとのことで、立会いなしでの見積りでした。
すぐに画像をメールで送信して、状況を説明しながら成約となりました。
5LDK+Sの間取りですが、まずは玄関が開きません!
見積もりのときも、和室からお邪魔したくらいゴミの量がすざましいです。
おそらくは10年以上、蓄積されたゴミは強烈な悪臭を放っていて、まるで他人の侵入を拒んでいるように感じます。
スタッフ延べ20名、作業日数3日、使用したゴミ袋数300枚以上!
リサイクル対象品なども含めると、数字に表すのが不可能なほどの処分品の量でした。そんな理由もあって今回はかなり金額が膨らんでしまいました。料金¥1350000(税別)にてご精算していただきました。
遺品整理やゴミ屋敷の片づけでは、比較的に高額な料金になってしまいます。今回のケースでもそうですが、事前にコミュニケーションがとれていればここまでの高額料金にはならなかったはず・・・
将来的にご自身に「片付け」の責任がまわってきそうな事案があったら、迷わずにコミュニケーションをとり、事前に片付けに目を向けてもらう方向に諭してあげるのも大事ですね。