- 排出量 775,107トン(前年度比 10,421トン減少)
- 1人1日当たりの排出量 1,050グラム(前年度比 9グラム減少)
- リサイクル率 15.6%(前年度比 0.3ポイント増加)
- 最終処分量 89,054トン(前年度比 8,089トン減少)
引用元 //www.pref.gunma.jp/index.html
このデータは、平成25年度の一般廃棄物処理データです。
弊社に寄せられる相談のなかで、比較的多いのが「買取できる品物があれば、買い取って欲しい」という相談です。リサイクルという観点からすると「紙類」「衣類」「鉄類」などは、素材レベルでのリサイクルが確立されていて、それぞれ専門問屋が存在しています。買取価格は相場で変動しますが、概ね「5~10円/kg」で取引されます。
例えば、一軒のお宅が「ゴミ屋敷状態」で、全部の品物を処分品と仮定した場合、紙類だけでも1000kg近くの重さになるケースがあります。特に「新聞」を購読されていたお宅などは、確実に重くなります。
そうすると、計算上では、5円/kgとした場合、5000円の利益が出ます。
しかし、現実的には、紙類でまとめる作業は大変です!個人情報も含まれる書類なども存在するので、一番、気を使う作業ですし、目的は5000円の利益を出すことではなく、お客様の情報を守るためなので、なかなか全体の料金に反映させることは難しいです。
他社様でも「買取」を実施されてる場合が多いですが、この買取については「古物営業許可」というものが必要で、住所地を管轄する警察署の生活安全課に申請します。もちろん弊社では取得済みです。
群馬県公安委員会 第421011502600号
before
after
上記画像のような、コンディションのよさそうな家具でも、実情は500円~1000円の幅で買取となります。どんな品物でもそうなのですが「買った時は高かった!」のですが、売却となると、それこそ二束三文で売買されます。理由は、需要と供給なのですが、リサイクルショップなどでは、買取後に徹底的にメンテナンスをしてから店頭に並べます。しかし家具などの大型商品だとスペースの問題や運搬の問題などもあり、あまり好まれません。婚礼家具などの超大型商品となると、どんなに高額商品であっても「買取不可」となってしまいます。むしろアンティークな小型家具のほうが値がつきやすいです。
テレビなどの「特定リサイクル家電」でも、場合によっては値がつきます!条件は厳しいですが、しっかり可動して、付属品などの欠品がなければ、年式が古くても実用性があれば買取可能となります。
①製造年月日から3年以内で壊れていないもの(概ね市況の十分の一)
②製造年月日から3年以上でも美品、もしくは需要が見込まれるもの(500円~1000円)
リサイクル対象外の「小型家電」ですが、市区町村によっては「回収ボックス」などが存在し、主に輸出などにまわされます。この「輸出」ですが、先日テレビを見ていたら、輸出先の国では大変な事態になっていて、ほとんど壊れた状態で修理すら不可能な品物が、次々と輸出され、輸出先の国では、その中から電線などを取り出して「野焼き」しているのです。完成した「焼き線」などは、また日本などに輸入されます。
問題ですよね・・・
わたしたちは、日々の暮らしのなかで様々な便利商品を利用して、いらなくなったから「捨てる」という行為を繰り返してきました。それらは、わたしたちの知らないところで環境問題を引き起こし、地球レベルで影を落としています。わたしたちに出来る唯一の手段は「物を大切に」という心がけです。
真空管アンプなどは、骨董品として価値があります。そのほかにも思わぬ品物が高額取引されたりするので、遺品整理やゴミ屋敷の片付けを検討している皆さんは、プロに査定してもらう事を勧めます。
//www.ihinseiri-update.com/kaitori
弊社でも、業務提携している業者がございますので、安心してご依頼いただけます。
(※買取のみは、行っておりません。)